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【英文法141】否定2 注意すべき否定

time 2024/04/21

【英文法141】否定2 注意すべき否定

目次

noの発想

no+名詞’’は「ゼ口個の名詞」と考える

I have no money.は本来「ゼロ円のお金を持っている」という意味です。かし日本語に「ゼロ円を持つ」という発想がないため、日本語訳では「全くお金を持っていない」と動詞を否定するのが自然です。英語は述語動詞に加えて、名詞も否定できます(語否定)。この発想は“No+名詞’’が主語になったときに役立ちます。直訳「ゼロ人・ゼロ個」では不自然なので、動詞部分を否定する発想が必要になるからです。

No students could answer the question.
ゼ口人の生徒がその質問に答えることができた=どの生徒もその質問に答えることができなかった

 

否定の範囲

notは右側を否定する

notは自分より右側を否定するのが原則なので、not~ anyはnotの支配下である側にanyを置きたいために生まれた形といえます。同じ発想で、Some people don’t~「~しない人もいる」では、Some peopleは否定範囲に入らないことがわかります。notは右側を否定することを意識できると、以下の違いがハッキリします。

I didn’t tell him to go home.
私は彼に帰れと言わなかった

I told him not to go home.
私は彼に帰らないように言った

 

not+接続詞のときは注意 応用

notは右側を否定するわけですが、「文末まで否定する」とは限りません。notの後に接続詞がくると、その接続詞を含むのか(最後まで否定)、含まないのか?含まないのか?という、否定の範囲に関する問題が生じます。

notと等位接続詞

  • not A and B 「Aでないか、Bでない」 「AとBが同時ではない」という意味
  • not A or B 「AでもBでもない」 「AとBどちらかですらない」
  • not A but B 「AではなくBだ」 ※not Aまでの否定の流れを止めるbut

「AでもBでもない(両方違う)」と言いたいとき、not A and Bでは「AとBが同時に起こる」ことを表します。つまり、A and B は「AとBが同時 には起こらない」「Aでないか、Bでない」=「AとBのどちらかだけを否定」となります。よって「AでもBでもない(両方違う)」はnot A or Bとなります。

I don’t like him because he is rich.を和訳してみてください。否定の範囲に注目すれば2通りに解釈できるのです。

notはbecause 以下に及ばないと考えると「彼を好きじゃない、だって金持ちだから」となります(because の前にコンマがあれば必ずこの解釈になる)。notはbecause 以下にも及ぶと考えると「金持ちだから彼を好きってわけじゃない」となります。

 

否定を強調する語句

  • not ~at all「まったく~でない」
  • not ~ever「絶対に~でない」
  • not~ by any means・ by no means –「まったく~でない」※直訳「どんな手段(means) を用いても~でない」
  • not~ in the 1east not~ a bit「少しも~でない」
  • really ~not「本当に~でない」
  • simply~not「ただただ~でない」
  • just ~ not「どうしても~でない」※not justの順ならnot onlyと同意
  • not a single+名詞「1つも~でない」
  • no 名詞 whatever[whatsoever] 「少しも名詞なんかじゃない」

I don’t understand what you say at all.
あなたの言っていることがなにも理解できません。

not many/not very

not+強調表現で「あまり~でない」という意味になるものがあります。よく見かけるのが以下の表現です。

  • not many / not much「あまり多くない」
  • not very /not really / not so「あまり~でない」

Not many Japanese traveled abroad until the 1970s.
て70年代まで、海外旅行をする日本人はあまり多くはなかった。

 

否定の位置

原則は「できるだけ前に」

英語の世界では否定語はできるだけ前に置くのが原則で、主節の動詞を否定するのがベストです。notを前に持ってきても文意が変わらない場合、肯定的なのか、否定的なのかをできるだけ早い段階で示すほうが自然な英語になります。

△ I think that he is not right. ※否定を強調するとき以外はあまり使われない

〇 I don’t think that he is right.

この発想は、believe 「信じる」suppose 「思う」などのようにthink のような「思う」系統の動詞で使われます。

予告表現のl hopeとI’m afraidはnotを前に出さない

否定語はできるだけ前に置くという原則が適用されないのが、I hope not. /afraid not,という表現です。これから伝えることがプラスなのかマイナスなのかを予告する役割があるので、このままの形で使います。I’m not afraidとすると、予告していないことになり、その後に述べることについて否定しているのか、予告することを否定しているのかがわかりにくい表現になるためです。予告の意味で用いるのでなければ、I’m not afraidの形で使います。I’m not a dog. 「イヌなんか怖くないよ」

I hope / I’m afraidの使い方

否定とは関係ないのですが、I hope / I’m afraidの使い方を解説します。I hopeはプラス情報の合図(今から良いこと言うよ)、I’m afraidはマイナ
ス情報の合図(今から悲しいこと言うよ)となります。

たとえば、話し相手がトムに会いたい」と思って、Will Tom come tomorrow?「トムは明日来る?」と聞いたとします。もしその相手にとってのプラス情報を伝えたいなら、I hope so.「(ラッキーなことに)来ると思うよ・来るといいね」と言えばOKです。この場合、トムが来ないことがマイナス情報なので、I’m afraid not.「残念ながら来ないと思うよ」となります。もしも「トムに会いたくない」人が、同じ質問をした場合、トムが来るならマイナス情報になるので、Im afraid so.「残念ながら来ると思うよ」になります。一方、プラス情報はトムが来ないことになるので、I hope not「(ラッキーなことに)来ないと思うよ・来ないといいね」です。

 

補足notとreally

  • really not「まったく~でない」 ※reaIIyがnotを強調する(否定の強調)
  • not really「あまり~でない」 ※notが自分の右側にある

I really don’t like him.
彼のことがまったく好きではない。

I don’t really like him.
彼のことがあまり好きでない。

 


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