2022/08/25
読解・リスニング練習用の本文は「News in Levels」からの引用です
The text for reading and listening practice is taken from News in Levels
目次
高校受験用・中学レベル
※音読トレーニングの方法は記事後半で解説しています。
スクリプト
A man opens the door during flight – level 1
Police in South Korea arrest a man. The man opens a door on a plane. It is a big plane. There are 194 people onboard.
The incident happens before the plane lands. The passengers are scared. Strong wind blows at them. The plane lands safely, but the door is still open. Some passengers have problems with breathing. They must go to the hospital.
The man who opens the door is sitting near the emergency exit. He pulls a handle to open it. The police are talking to the man to find out why he does it. He does not want to speak to them.
和訳
飛行中にドアを開ける男 – レベル1
韓国の警察が男を逮捕する。男は飛行機の中でドアを開ける。大きな飛行機である。194人が搭乗している。
事件は飛行機が着陸する前に起こります。乗客は怖がっている。強い風が吹いている。飛行機は無事に着陸しましたが、ドアはまだ開いたままです。何人かの乗客は呼吸に問題がある。彼らは病院に行かなければならない。
ドアを開ける男性は、非常口の近くに座っている。彼はハンドルを引いてドアを開ける。警察は、なぜそのようなことをするのかを知るために、その男に話を聞いている。彼は警察と話をしたがらない。
native音声（出典元へのリンク）
大学受験用・高校レベル
スクリプト
A man opens the door during flight – level 3
A man was arrested in South Korea after allegedly opening the door of an Asiana Airlines flight shortly before landing, causing panic among the passengers.
The incident occurred on an Airbus A321 plane that landed safely at Daegu airport. The door remained open during the landing. While no one was injured, nine people were taken to the hospital due to breathing problems. The suspect, a 33-year-old passenger seated near the emergency exit, opened the door by pulling a lever. Video footage captured the moment when passengers experienced strong winds and fear. The passengers included schoolchildren who were on their way to a sporting event. Authorities were questioning the suspect, who hadn’t cooperated with investigators. The motive behind the incident is under investigation.
和訳
飛行中にドアを開ける男-レベル3
韓国で、アシアナ航空便の着陸直前にドアを開け、乗客にパニックを起こさせたとされる男が逮捕された。
この事件は、大邱空港に無事着陸したエアバスA321機で発生しました。ドアは着陸中も開いたままでした。負傷者はいなかったものの、9人が呼吸困難のため病院に運ばれました。容疑者は、非常口近くの座席に座っていた33歳の乗客で、レバーを引いてドアを開けたという。ビデオ映像には、乗客が強風と恐怖に見舞われる瞬間が収められていた。乗客の中には、スポーツイベントに向かう途中の小学生も含まれていました。当局は、捜査に協力的でなかった容疑者から事情を聴いている。事件の動機は調査中である。
native音声（出典元へのリンク）
音読のポイント
- 1日1回以上音読するようにしましょう。
- スラスラ読めるようになるまで音読しましょう。
- 英文の意味を頭の中で逐語訳しながら音読しましょう。
- 全ての単語の意味が分かるようになるまで音読しましょう
- 「2.~4.」を達成したら次の長文音読に取り掛かりましょう。
リスニングトレーニングの方法
1.聞き読み
「聞き読み」とは、英語の音声を聞きながら、スクリプトを黙読する練習です。この学習方法を実践すれば、英語を語順通りに読み下す習慣が身につきます。英文を日本語に訳しながら聞いているため、音声のスピードでは内容を理解できない場合に有効です。
音声を聴きながらスクリプトを読み、その意味を把握しましょう。「聞き読み」のポイントは、英語の語順に慣れることです。英語の音声にリードしてもらいながら英語を読んでいきましょう。
2.オーバーラッピング
「オーバーラッピング」とは、英語の音声を聞きながら、自分でスクリプトを音読することです。自分で発音してみることで、頭の中で想像している音と実際に耳で聞いた音の違いに気づくことができます。英語の音声についていけない場合は一文ずつ音声を再生し、一時停止して、英語の文章のリズムや音の強弱をよく聞いて、聞こえてくる音を真似して発音してみます。
3.シャドーイング
「シャドーイング」は、英語の音が流れるとそれを真似して発音し、できるだけ早く復唱するというものです。これは、前項の繰り返し（一文ずつ暗唱する）よりも、間髪入れずに聞き取り、話さなければならないので、より厳しいものとなっています。詰め込みすぎや繰り返しと同様、聞き慣れない音が多い方におすすめです。スクリプトを見ないで「シャドーイング」をするのが理想ですが、負担が大きいと感じたら、スクリプトを補助的に見ることもできます。最終的には、スクリプトを見なくても、その文章を真似して暗唱できるようになることを目標にしましょう。
「シャドーイング」のポイントは、抑揚、音の強弱をよく聞いて真似することです。そうすると、重要な単語が力強く、リズミカルに発音されていることが納得でき、聴いたときにその重要なポイントを聞き取ることができます。最初は時間が足りず、ついて行くのに精一杯かもしれませんが、同じパッセージを何度も辿って、正確に言えるようになるまで頑張ってください。
「シャドーイング」の仕上げの段階では、スマートフォンやテープレコーダーで録音するとよいでしょう。録音して客観的に聞くと、自分の発音とお手本となるネイティブスピーカーの発音の違いを明確に認識することができるようになります。面倒くさい、恥ずかしいと思うかもしれませんが、リスニングと同時にスピーキングも鍛えられるので一石二鳥です。
4.ディクテーション
「ディクテーション」とは、音声を聞いて、一つ一つの単語を正確に書き取る学習方法です。この方法は、ある音が聞き取れないが、なぜ聞き取れないのかがわからないという方におすすめです。
「ディクテーション」はリスニング力を高める方法の一つですが、リスニング力だけでなく、ライティング力を強化することもできます。単語は聞こえても、スペルがわからないところがあるかもしれません。正しいスペルをチェックして、文章力をアップさせましょう。
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