2022/08/25
読解・リスニング練習用の本文は「News in Levels」からの引用です
The text for reading and listening practice is taken from News in Levels
目次
高校受験用・中学レベル
※音読トレーニングの方法は記事後半で解説しています。
スクリプト
India train crash – level 1
A train crash happens in Odisha, India. At least 288 people die. 803 people are hurt. It is the biggest train crash in India in the last 20 years.
The Coromandel Express crashes into a freight train. The freight train is not moving. But it leaves the tracks. The freight train then hits two coaches from another train which is going in the opposite direction. Authorities think that there will be more dead bodies. Rescuers are looking for people. Special dogs help them.
Indian Prime Minister Narendra Modi wants to know why the trains crash.
和訳
インド列車事故 – レベル1
インドのオディシャ州で列車事故が発生。少なくとも288人が死亡。803人が負傷した。インドでは過去20年間で最大の列車事故である。
コロマンデル・エクスプレスが貨物列車に衝突する。貨物列車は動いていない。しかし、線路から外れてしまう。貨物列車はその後、反対方向に走っていた別の列車の客車2台に衝突した。当局は、もっと多くの死者が出るだろうと考えている。レスキュー隊は人を探している。特別な犬が彼らを助けています。
インドのナレンドラ・モディ首相は、なぜ列車が衝突するのか知りたがっている。
native音声（出典元へのリンク）
大学受験用・高校レベル
スクリプト
India train crash – level 3
A train collision in the eastern Indian state of Odisha has resulted in at least 288 deaths and 803 injuries, making it the deadliest rail disaster in the country in over two decades.
The Coromandel Express, traveling at 128 kmph, crashed into a stationary freight train, causing it to derail. Carriages from the freight train then struck two coaches of the Howrah Superfast Express traveling in the opposite direction, leading to a devastating pile-up. The death toll is expected to rise as more bodies are recovered from the wreckage. Rescue efforts involving various teams, including the National Disaster Response Force and the air force, are ongoing.
India’s Prime Minister Narendra Modi has pledged support to those affected and ordered an investigation into the cause of the crash.
和訳
インド列車衝突事故 – レベル3
インド東部のオディシャ州で発生した列車衝突事故により、少なくとも288人が死亡、803人が負傷し、同国の鉄道事故としては20年以上ぶりの死者数となった。
時速128kmで走行していたコロマンデル・エクスプレスが停車中の貨物列車に衝突し、脱線した。その後、貨物列車の客車が反対方向に走っていたHowrah Superfast Expressの客車2両に衝突し、壊滅的な玉突き事故となりました。残骸からの遺体回収が進むにつれ、死者数はさらに増えると予想されています。国家災害対応部隊や空軍を含むさまざまなチームが救助活動を続けています。
インドのナレンドラ・モディ首相は、被災者への支援を表明し、事故の原因究明を命じた。
native音声（出典元へのリンク）
音読のポイント
- 1日1回以上音読するようにしましょう。
- スラスラ読めるようになるまで音読しましょう。
- 英文の意味を頭の中で逐語訳しながら音読しましょう。
- 全ての単語の意味が分かるようになるまで音読しましょう
- 「2.~4.」を達成したら次の長文音読に取り掛かりましょう。
リスニングトレーニングの方法
1.聞き読み
「聞き読み」とは、英語の音声を聞きながら、スクリプトを黙読する練習です。この学習方法を実践すれば、英語を語順通りに読み下す習慣が身につきます。英文を日本語に訳しながら聞いているため、音声のスピードでは内容を理解できない場合に有効です。
音声を聴きながらスクリプトを読み、その意味を把握しましょう。「聞き読み」のポイントは、英語の語順に慣れることです。英語の音声にリードしてもらいながら英語を読んでいきましょう。
2.オーバーラッピング
「オーバーラッピング」とは、英語の音声を聞きながら、自分でスクリプトを音読することです。自分で発音してみることで、頭の中で想像している音と実際に耳で聞いた音の違いに気づくことができます。英語の音声についていけない場合は一文ずつ音声を再生し、一時停止して、英語の文章のリズムや音の強弱をよく聞いて、聞こえてくる音を真似して発音してみます。
3.シャドーイング
「シャドーイング」は、英語の音が流れるとそれを真似して発音し、できるだけ早く復唱するというものです。これは、前項の繰り返し（一文ずつ暗唱する）よりも、間髪入れずに聞き取り、話さなければならないので、より厳しいものとなっています。詰め込みすぎや繰り返しと同様、聞き慣れない音が多い方におすすめです。スクリプトを見ないで「シャドーイング」をするのが理想ですが、負担が大きいと感じたら、スクリプトを補助的に見ることもできます。最終的には、スクリプトを見なくても、その文章を真似して暗唱できるようになることを目標にしましょう。
「シャドーイング」のポイントは、抑揚、音の強弱をよく聞いて真似することです。そうすると、重要な単語が力強く、リズミカルに発音されていることが納得でき、聴いたときにその重要なポイントを聞き取ることができます。最初は時間が足りず、ついて行くのに精一杯かもしれませんが、同じパッセージを何度も辿って、正確に言えるようになるまで頑張ってください。
「シャドーイング」の仕上げの段階では、スマートフォンやテープレコーダーで録音するとよいでしょう。録音して客観的に聞くと、自分の発音とお手本となるネイティブスピーカーの発音の違いを明確に認識することができるようになります。面倒くさい、恥ずかしいと思うかもしれませんが、リスニングと同時にスピーキングも鍛えられるので一石二鳥です。
4.ディクテーション
「ディクテーション」とは、音声を聞いて、一つ一つの単語を正確に書き取る学習方法です。この方法は、ある音が聞き取れないが、なぜ聞き取れないのかがわからないという方におすすめです。
「ディクテーション」はリスニング力を高める方法の一つですが、リスニング力だけでなく、ライティング力を強化することもできます。単語は聞こえても、スペルがわからないところがあるかもしれません。正しいスペルをチェックして、文章力をアップさせましょう。
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