2022/08/25
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読解・リスニング練習用の本文は「News in Levels」からの引用です
The text for reading and listening practice is taken from News in Levels
目次
高校受験用・中学レベル
※音読トレーニングの方法は記事後半で解説しています。
native音声（出典元へのリンク）
スクリプト
Children cost a lot of money – level 1
It costs a lot of money to take care of a child. Raising kids in the United States is becoming even more expensive. The cost of living is going up. But people’s wages are not.
A new report says that it costs about 20,813 dollars per year to raise a child. But in some places, it can cost 35,000 dollars. Childcare is the most expensive thing for parents. It costs about 9,000 dollars per year. Sometimes the sum is more than 22,000.
The report also shows the cheapest and most expensive places to raise kids. The cheapest places are Morristown and Sumter. The most expensive places are in California and Massachusetts.
和訳
子供にはお金がかかる – レベル1
子供の世話にはお金がかかる。アメリカでの子育ては、さらにお金がかかるようになっている。生活費は上がっている。しかし、人々の賃金は上がっていない。
新しい報告書によると、子供を育てるには年間約20,813ドルかかるという。しかし、場所によっては35,000ドルもかかる。親にとって最もお金がかかるのは育児である。年間約9,000ドルかかる。22,000ドルを超えることもある。
報告書はまた、子供を育てるのに最も安い場所と最も高い場所を示している。最も安いのはモリスタウンとサムター。最も高いのはカリフォルニア州とマサチューセッツ州である。
大学受験用・高校レベル
native音声（出典元へのリンク）
スクリプト
Children cost a lot of money – level 3
Raising children in the United States has become increasingly expensive, with the cost of living rising while wages(賃金) remain(ままである) stagnant(停滞気味の).
A recent report has revealed the variations in child-rearing(子育て) costs across different metro(主要都市圏の) areas. By comparing the living costs of a household(世帯) with one child to that of a childless household, the study(調査) found that the average annual(毎年の) cost to raise a child is approximately(約) 20,813 dollars; however, it can go as high as 35,000 dollars, depending on the location. Childcare expenses make up nearly 50% of the annual cost, averaging around 9,000 dollars per year but reaching over 22,000 in certain areas.
The top five most affordable(安価な) metro areas include Morristown and Sumter, while the least affordable areas are concentrated in California and Massachusetts.
和訳
子どもにはお金がかかる – レベル3
賃金が低迷する一方で生活費は上昇し、アメリカでの子育てにはますますお金がかかるようになっている。
最近の報告書では、都市圏によって子育て費用が異なることが明らかになった。子どもが1人いる世帯の生活費と子どものいない世帯の生活費を比較したところ、調査によると子育てにかかる年間平均費用は約20,813ドルであることがわかったが、場所によっては35,000ドルにもなる。養育費は年間費用の50％近くを占め、年間平均約9,000ドルだが、地域によっては22,000ドルを超える。
最も手頃な都市圏トップ5にはモリスタウンとサムターが含まれ、最も安価な地域はカリフォルニア州とマサチューセッツ州に集中している。
単語・イディオム
wage
名
〔労働者に支払う〕賃金、時間給
応報
他動
〔戦争・反対運動などを〕行う、遂行する
レベル3、発音weidʒ、ウェイジ、変化《動》wages ｜ waging ｜ waged
remain
自動
〔状態が変化することなく〕依然として［引き続き・相変わらず］～のままである
〔ある場所に〕とどまる、残る、滞在する
〔未処理のことなどが〕残っている、残存する
《remains》残りもの、残額
《remains》遺作、遺跡、遺構、跡、形跡
《remains》遺体、遺骸、遺骨、亡骸
レベル2、発音riméin、リメイン、変化《動》remains ｜ remaining ｜ remained、分節re・main
stagnant
形
〔水・空気などが〕流れない
〔水などが〕よどんで悪臭を放つ
〔経済などが〕停滞気味の、活気のない、不景気な、発達のない
レベル11、発音stǽgnənt、スタグナント、分節stag・nant
variation
名
変化、変動◆通常の数量・形から変化すること、または変化した状態を指す。◆不可算
変化［変動］量［率］、変化［変動］の度合い◆可算
〔よく似た複数の物の〕違い、差異◆可算
〔同種のものからわずかに〕変形したもの◆可算
《数学》変動、変分◆可算
《生物》変異◆不可算・可算
《物理》偏角◆不可算・可算
《音楽》変奏曲◆可算
《遺伝》多様性◆不可算
レベル4、発音[US] vèriéiʃən ｜ væ̀riéiʃən ｜ [UK] vὲəriéiʃən、[US]ヴェリエイション、ヴァリエイション、[UK]ヴェアリエイション、変化《複》variations、分節var・i・a・tion
rearing
名
〔子どもを〕育てること、〔子どもの〕育成
〔動物を〕飼育すること
metro
名
〔パリなどの〕地下鉄
市庁、市政庁
形
主要都市圏の
レベル9、発音métrou、メトゥロウ、変化《複》metros、分節met・ro
household
名
家族、家庭、一家、世帯、所帯◆召使いなどを含む家庭の単位、その構成員および家庭の居住場所。
《the Household》〈英〉王室
形
一家の、家族の、家庭（用）の
ありふれた、おなじみの
レベル4、発音háushòuld、ハウスオウルド、ハウスホールド、ハウスホウルド、ハウソウルド、変化《複》households、分節house・hold
annual
形
年に一度の、例年の、1年の、年々の、毎年の、年1回の、毎年恒例の
《植物》一年生の
名
年鑑、年次、年報
年刊の刊行物
一年生植物
レベル4、発音ǽnjuəl、アニュアル、変化《複》annuals、分節an・nu・al
approximately
副
〔数量・時間などが〕およそ、おおよそ、約、大体、近似的に、～くらい、～前後、ざっと◆【略】approx.
レベル5、発音əprɔ́ksimitli、アプロクスィミトゥリィ、分節ap・prox・i・mate・ly
affordable
形
お手頃（な）［良心的な・手の届く・無理なく買える］価格［値段・料金］の◆【類】reasonable
〔困難などが〕十分に乗り越えられる
音読のポイント
- 1日1回以上音読するようにしましょう。
- スラスラ読めるようになるまで音読しましょう。
- 英文の意味を頭の中で逐語訳しながら音読しましょう。
- 全ての単語の意味が分かるようになるまで音読しましょう
- 「2.~4.」を達成したら次の長文音読に取り掛かりましょう。
リスニングトレーニングの方法
1.聞き読み
「聞き読み」とは、英語の音声を聞きながら、スクリプトを黙読する練習です。この学習方法を実践すれば、英語を語順通りに読み下す習慣が身につきます。英文を日本語に訳しながら聞いているため、音声のスピードでは内容を理解できない場合に有効です。
音声を聴きながらスクリプトを読み、その意味を把握しましょう。「聞き読み」のポイントは、英語の語順に慣れることです。英語の音声にリードしてもらいながら英語を読んでいきましょう。
2.オーバーラッピング
「オーバーラッピング」とは、英語の音声を聞きながら、自分でスクリプトを音読することです。自分で発音してみることで、頭の中で想像している音と実際に耳で聞いた音の違いに気づくことができます。英語の音声についていけない場合は一文ずつ音声を再生し、一時停止して、英語の文章のリズムや音の強弱をよく聞いて、聞こえてくる音を真似して発音してみます。
3.シャドーイング
「シャドーイング」は、英語の音が流れるとそれを真似して発音し、できるだけ早く復唱するというものです。これは、前項の繰り返し（一文ずつ暗唱する）よりも、間髪入れずに聞き取り、話さなければならないので、より厳しいものとなっています。詰め込みすぎや繰り返しと同様、聞き慣れない音が多い方におすすめです。スクリプトを見ないで「シャドーイング」をするのが理想ですが、負担が大きいと感じたら、スクリプトを補助的に見ることもできます。最終的には、スクリプトを見なくても、その文章を真似して暗唱できるようになることを目標にしましょう。
「シャドーイング」のポイントは、抑揚、音の強弱をよく聞いて真似することです。そうすると、重要な単語が力強く、リズミカルに発音されていることが納得でき、聴いたときにその重要なポイントを聞き取ることができます。最初は時間が足りず、ついて行くのに精一杯かもしれませんが、同じパッセージを何度も辿って、正確に言えるようになるまで頑張ってください。
「シャドーイング」の仕上げの段階では、スマートフォンやテープレコーダーで録音するとよいでしょう。録音して客観的に聞くと、自分の発音とお手本となるネイティブスピーカーの発音の違いを明確に認識することができるようになります。面倒くさい、恥ずかしいと思うかもしれませんが、リスニングと同時にスピーキングも鍛えられるので一石二鳥です。
4.ディクテーション
「ディクテーション」とは、音声を聞いて、一つ一つの単語を正確に書き取る学習方法です。この方法は、ある音が聞き取れないが、なぜ聞き取れないのかがわからないという方におすすめです。
「ディクテーション」はリスニング力を高める方法の一つですが、リスニング力だけでなく、ライティング力を強化することもできます。単語は聞こえても、スペルがわからないところがあるかもしれません。正しいスペルをチェックして、文章力をアップさせましょう。
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