2022/08/25

未来のことでも現在形を使う
接続詞と時制を踏まえた重要ルールに
「時・条件を表す副詞節の中では、未来のことでも現在形を使う」
というものがあります。
時・条件を表す副詞節と作るのは、when、ifなどの従属接続詞です。副詞節の中だけが現在形になり、副詞節の外にはこのルールは適用されません。willを使うべきところに現在形を使うということになります。
We will start the meeting as soon as she arrives.
→彼女が到着次第、ミーティングを開始する。
やってくる未来はこれからの動作なのですが、as soon asが作る副詞節の中なので、現在形arrivesを使います。主節は未来の動作なのでwillを使います。
Without someone who speaks English, it will be difficult to communicaton with them.
→英語を話せる人がいなければ、彼らとのコミュニケーションは難しい。
目次
時・条件を表す副詞節内の未来完了形について
未来に事を現在形で代用するというルールは、未来完了形にも適用されます。時・条件を表す副詞節内で未来完了形を使うべき場面では、現在完了形を使うことになります。
I will contact you when I have completed my breakfast.
→朝食が済んだら連絡する。
なぜ未来形を現在形で代用するのか?
シェイクスピア(1564-1616)が活躍した時代では、時・条件を表す副詞節の中では原形が使われていました。当時はまだ起きていないことは動詞本来の形(原形)を使う決まりだったのです。ところが時代がたつにつれて、原形よりも現在形の方が自然なのではないかと考える人が増えてきて、現在のよう予報になったと考えられています。(諸説あり)
ロミオとジュリエットの一説には以下のような文があります
If love be brind, it best agree with night. (Romeo and Jliet)
→愛が盲目であるならば、夜こそ愛にふさわしい。
この分は現代の文法に従えば
If love is brind, it best agree with night.
となります。
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